約 2,118,901 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/8642.html
「検証依頼」が出ています。依頼内容は「歴史ヒーローのバランス面に関する加筆」です。対応できる方はご協力をお願いします。 桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~ 【ももたろうでんてつ しょうわ へいせい れいわもていばん】 ジャンル ボードゲーム 対応機種 Nintendo Switch メディア パッケージ 発売元 コナミデジタルエンタテインメント 開発元 インファイト 発売日 2020年11月19日 定価 6,930円(税込) プレイ人数 1~4人 判定 良作 ポイント 4年ぶりの新作初心者でも上級者に勝てるカードの広さキャラクターデザインの一新に賛否 桃太郎シリーズ 概要 新要素・変更点 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 桃太郎電鉄(桃鉄)シリーズの第23弾であり、同シリーズ初のNintendo Switch向けタイトル。 桃鉄シリーズとしては『2017』以来4年ぶりの続編である。 これまでシリーズの開発元であったハドソンは2012年にコナミデジタルエンタテインメント(以下コナミ)に吸収合併されており、『2017』では開発周りのゴタゴタもあって発売元が任天堂となったが、本作ではコナミが発売元となった。 『2017』では未実装だったオンライン対戦が復活。スタンプ機能による緩やかなコミュニケーションを取ることが可能になっている。 発売当初は、旧作同様フレンドのみオンライン対戦できる仕様だったが、Ver.1.10からパスワードを利用することで見知らぬ相手ともオンライン対戦できるようになった。 Ver1.3.0にて全国のプレイヤーとランダムマッチができる桃鉄GPが追加された。 新要素・変更点 ゲーム面の変更点 「いけるかな」コマンドがさらに便利になった。 買える物件がある駅には、¥マークが表示されるようになり、さらに独占できる物件駅ではこの¥マークがピカピカ光って回るため、分かりやすくなった。 「ワープ駅」「ぶっとび駅」が廃止され、代わりに「ヘリポート駅」が追加された。 止まると11ヶ所のヘリポート駅の中からランダムに4ヶ所が提示され、その中の好きな駅へ飛んでいくことが可能。 利用は無料であり、運が良ければ目的地付近まで一気に移動することも出来るが、候補はランダムなので頼りすぎるのは禁物。ただし移動は強制ではないため行先がどれも気に入らなければキャンセルは可能。 持ち金がマイナスのときに止まると確率で借金をゼロにしてくれる。 「震災駅」はすべて通常の駅に変更された。強力なカード売り場(宮古駅)もはじめから利用可能。 カードの分類が廃止され、所持可能数が8枚までに減少した(*1)。 「おまもりカード」「カード交換カード」「となりの芝生カード」「ラストデビルカード」「ぶっとばしカード」「すずめの涙カード」「レッドカード」「もしかしたらカード」「虎視眈々カード」「ラリーカード」「ブラックカード」が廃止。 日本を舞台とするメインタイトルとして初登場のカードとしては「ロイヤルEXカード」「連帯保証人カード」「6大都市カード」「1が出るまでカード」「スペシャルズカード」「孤軍奮闘カード」「オール6カード」がある。 ロイヤルEXカードは6つのサイコロを振る急行系のカードだが、なんと周遊系であるため複数回使うことができる。当然、期間延長カードで引き延ばすことも可能。 周遊という名称がついていないため、周遊禁止カードの対象外であるのも強み。 前作『2017』では「グランクラスカード」という名称だった。 連帯保証人カードは所持金がマイナスになるような支払いを受ける際に不足分をランダムの誰か1人に肩代わりさせることが出来るカード。 発動タイミングは選べないが、キングボンビーなどに多額の出費をさせられた際には有効。なお、自身が物件を購入する際の不足分を他人に支払わせるといった使い方は出来ない。 6大都市カードは「札幌」「東京」「横浜」「名古屋」「大阪」「福岡(博多)」の6つの駅から選んでワープ出来るカード。 こちらも周遊カードのように複数回利用でき、周遊禁止カードの対象外。 1が出るまでカードはサイコロを振って1が出るまでの間進行出来なくなるマイナス効果のあるカード。(*2) 運が悪いと何ターンもの間進行が出来なくなる恐れもある。厄介なことにシュレッダーカードでの対策も不可能。 スペシャルズカードはスペシャルカードの周遊カード版。スペシャル周遊カードだと文字数の制限で入らなかったため、このような名称になったとゲーム中で語られている。 周遊の文字が入っていないため、周遊禁止カードの対象外であるため、この名称は文字数制限以上のメリットがある。 孤軍奮闘カードは相手1人の歴史ヒーローを3年間封じるカード。(*3) ゲーム開始時から販売されているため、相手の歴史ヒーローに苦しめられている時の切り札になる。 オール6カードはそのターンに自分の進行時のダイスの出目が必ず6になるカード。(*4) 当然ながら急行系のカードと併用することが前提。リニアカードと併用すれば一気に48マス進むことができる。 本作の特殊ボンビーとして3種の特殊ボンビーが登場する。 借金をサイコロの出目の数だけ倍々に増やしてしまうビッグボンビー。 性質上、貧乏神に取り憑かれたプレイヤーの所持金がマイナスの場合のみ変身する可能性がある。 サイコロは1回に振るのは1個のみであるが元の借金が多ければ結構早い段階で多額の借金になってしまうこともある。 もっとも、実際には借金を帳消しにする手段も多いため、インパクトこそあるがかなり地味で弱いという評価をされがちである(詳細は後述)。 旧作のハリケーンボンビーのようなもので、物件を吹っ飛ばしてくるキングボンビーの息子であるキングボンビーJr.(ポコン)。 本人とその周囲に居るキャラクターの物件をランダムで複数個吹き飛ばし(手放し)てくる。周囲も巻き込めるので他のプレイヤーを蹴落とすこともできる。 悪事にためらいがあるのか、1・2回目までの変身では何もしないことがあったり、飛ばしたとしても数が少なかったりするのだが、3回目以降は飛ばしてくる数が増える。 キングボンビー最凶形態というキャッチコピーで発売直前まで詳細が不明であったデストロイ号。 見た目はキングボンビーの顔がついた汽車である。プレイヤーの手番終了後にサイコロを3~4個振ってランダムで進み、進行ルート付近の物件を燃やして物件を吹き飛ばしてくる。 ポコンについては周囲に止まっているプレイヤーの物件に対して被害を与えてくるが、こちらは取り憑かれたプレイヤーの周囲にある物件駅に対して被害を与える。 基本的に貧乏神が憑いているプレイヤーは下位であることが多く、被害が多くなるのが基本的に他のプレイヤーであるため、本人よりも他のプレイヤーから怖れられることも多い(ポコンは憑かれているプレイヤーから離れれば被害が出ないのに対し、デストロイ号は憑かれているプレイヤーの付近の駅に被害を与えてくるため対策できるカードも限られてくる)。 ゲーム中では言及されないが、副監督である桝田省治氏がTwitterで語ったところによると32年目以降は出現しないとのことである。 歴史ヒーローは4名が追加され、全部で32名になった。 土方歳三(函館) 相手プレイヤーの独占駅や、自分があと数件で独占できる駅から相手の物件を数件奪う。 同様の効果を持つ坂本竜馬と比べて活動1回で自分が独占できる駅を集中的に狙う傾向が強い。 渋沢栄一(深谷) 他の歴史ヒーロー出現駅のうち、自分の独占駅に訪れて目的地到着金の2倍前後の臨時収入をもたらす。 他の歴史ヒーロー出現駅を独占していないと不発するデメリットこそあるが、序盤で味方にできれば一気に総資産を引き離せる。序盤でも独占しやすく高収益な深谷駅自体も強力なメリット。 ペリー(下田) 目的地に最も近い相手プレイヤーのそばに1~3個うんちを落とす。 目的地への最短経路を塞ぐように置いていくため思わぬ迂回を強いられたり、最悪の場合うんちに閉じ込められたりする。もちろん味方しているプレイヤーでも通れなくなるため対策が必要。 西郷隆盛(奄美大島) 『2010』『タッグマッチ』以来の復活。全プレイヤーにお金を配る効果に加え、今作ではおいどんを連れてくる効果が追加。 お金はもちろん、おいどんを連れてくることも拒否できないため全プレイヤーの資産や居場所を常に把握して悪用を防ぎたい。 真田幸村、高田屋嘉兵衛の2名は廃止された。 ゲーム外の変更点 キャラクターデザインが刷新された『2017』から再びキャラクターデザインが刷新され、全てのキャラクターが完全新規デザインに一新された(デザイナーも前作と異なる)。 前作では桃太郎と貧乏神のみ旧作と同様のデザインだったが本作で新規デザインになった。 本作のキャラクターデザインは次回作である『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』にも継承されている。 桃太郎シリーズの音楽を長らく担当してきた関口氏と共に電鉄シリーズの音楽を手掛けてきた池毅氏が担当から外れ、新たにニコニコ動画などで知られるヒャダイン氏が起用された。 定番の曲の多くは旧作から引き継がれつつ、新規曲も多く導入されている。 評価点 過去作と変わらない電鉄シリーズとしてのおもしろさ 再び開発元が変更されたが、桃太郎電鉄シリーズの面白さは健在。過去作同様のカードによる駆け引きやご当地キャラ、多彩な物件などを存分に楽しめる。 充実の物件駅数 その数339駅。物件数は2201件と歴代最多に。 アップデートにより『教育版』の機能が逆輸入され、各駅の解説文と写真が見られるようになった。 目的地到着シーンの差分追加 相変わらず『16』まで実装されていた都市ごとの名産・名所の固有グラフィックは用意されないが、季節によって一部の背景が変化するようになった。いずれも色鮮やかで品質が高い。 アップデートによりごく一部の駅には固有のグラフィックが描き起こされた。 オンラインへの対応 旧作でもオンラインに対応している作品はあったが、携帯機でのリリースが主流となっていたため、据置機でもオンラインに対応したのは嬉しいところ。 スタンプ機能によるゆるいコミュニケーションが取れる。あくまでスタンプなのでトラブルも起きにくい。 Ver.1.10以降はフレンド以外ともパスワードを使えば対戦できるようになったのでオンライン対戦のハードルが下がった。 オンライン対戦では役職や汽車のデザインを変えることができ、顔が見えなくてもプレイヤーの個性の表現に役立っている。役職を変更できる桃鉄は実に10年以上ぶりである。 どちらもオンライン対戦や桃鉄10年トライアル!を繰り返しプレイすることで順次アンロックできる。ただし桃鉄10年トライアル!の称号のコンプリートは凶悪な難易度(後述)。 時事的な内容に対応 2020年に暫定開業した高輪ゲートウェイ駅はゲーム進行に応じてカード売り場駅となり、年数経過で売られるカードが増える一風変わった駅となっている。おそらく高輪ゲートウェイ駅の2020年の開業は「暫定開業」という位置付けであることを反映した演出と思われる。 年月が進むと東京オリンピック、更に進めると大阪万博のイベントが発生する。 東京オリンピックの際にはコロナウイルスで開催が危ぶまれたが無事開催された、とのアナウンスが流れる(なお、本作発売の時点ではコロナウイルスによる開催延期がされていた時期である)。 「タピオカティー屋」「新国立競技場」「シブリパーク」「ブロック王国」といった最新の物件が追加された。 BGMもこれまでどおり評価が高い。 担当者の一部刷新にともなって新規BGMが追加されたが、桃太郎の世界観によくなじんでいる。 特に「ロイヤルEXカードのテーマ」(*5)や、妖鬼妃の絶好調状態の時のBGMの評価が高い。 賛否両論点 一発逆転の要素が多い この手のゲームでは運の要素は少なからずつきものであり、元より桃鉄自体がパーティゲームとしての側面も重んじて「実力 7 運 3」と製作者自身が語っているのだが、本作では特に運の要素が多い。 カードを持てる枚数が8枚に減った関係か、ゲーム開始直後でも周遊系カードを普通のカード駅で手に入れる確率が高くなった。「のぞみ周遊カード」「☆飛び周遊カード」「6大都市カード」など強力なカードも1年目から入手できる。 周遊禁止カードが効かないロイヤルEXカードを入手するとかなり強い。○○周遊カードであっても妨害手段の少ない序盤では大きなアドバンテージとなる。 豪速球カードが超強化を受け、相手全員のカードを最大8枚(つまり手持ち全て)も破壊するようになった。カードを集める手段も時間も限られる3年決戦では一発で致命傷になることも。 歴史ヒーローシステムも続投しているが、中でも新登場の渋沢栄一は開始10年内で狙える費用でありながら時々目的地の2倍前後の臨時収入をもたらす今作屈指のバランスブレイカー。味方につければ一方的にリードを広げられる(負けているプレイヤーへの救済措置にもなりうる)。 一方で『2010』と比べるとそれぞれの出現率があからさまに落とされているほか、平賀源内のアシドメールは対人戦での出現率が大きく下がる、相手全員のカードを1年間封印する井伊直弼は効果が半年間に縮まり費用も高くなるなど調整された点も多い。 さらにデストロイ号の存在により歴史ヒーローの駅を破壊される機会が増え、過去作ほど簡単には守り続けられない。 デストロイ号 上述の通りデストロイ号は、取り憑かれたプレイヤーを勝手に移動させ、そのルート付近にある物件を強制的に破壊してしまう。 被害を防ぐ方法はデストロイ号に取り憑かれたプレイヤーを遠地に飛ばすなり、自身がデストロイ号に取り憑かれたプレイヤーとすれ違ってデストロイ号を違うところに持って行くくらいしかない。 自分自身が遠くに逃げる方法はかなり多いのだが、他人を自分の意思で遠くに飛ばす方法はかなり少ない(最果てカードや屯田兵カード、自分の位置次第では場所がえカードも候補に挙がる)。 デストロイ号は毎回サイコロを3~4個振って移動する上、ダイスの出目は3以上であるため、かなりの範囲が被害に遭う(*6)。そのため、被害を少しでも減らそうとしても結局焼け石に水となることも多い。 32年目以降は出現しないため、序盤の一発逆転要素であるのだが、それでも32年目近くまで来ると1回の変身で数百億の被害が出ることも珍しくない。ポコンと比べると対抗手段が非常に限られることもあって、特に対CPU戦などガチ勝負をしたい場合において嫌う人が多い。 このような性能であるため、出現したらリセットするという人も少なくない。プレイヤーでデストロイ号の出現のON/OFFを選べるようにしたい、対CPU戦では出ないようにして欲しい、などの意見も。 ただ、100年プレイであればこれだけデストロイ号にかき回されても十分に全物件制覇も狙えるので、あくまで序盤のスパイスとして機能しているという声もある。 貧乏神は最下位のプレイヤーに取りついていることが多く、デストロイ号も大抵は下位のプレイヤーに取りつくことになる。しかし破壊される物件の多くは上位のプレイヤーのものであるため「貧乏神を避けなければならないゲームで貧乏神を避け続けてきているのに大損害を負わなければならないのはおかしい」ともいえる。 一方で、相手の物件が多い地域を破壊するためにわざとデストロイ号を連れていく戦法も成立する。普段は脅威となる貧乏神を逆に利用できて面白いという意見もあり、対人戦における一発逆転要素として評価する声もなくはない。ボンビー自体が順位をかき乱す逆転要素とはいえ、上級者と初級、中級者が入り乱れての対戦となれば、対策法を熟知した上級者側が有利になり易く差が開き易いという側面もあるため、調整の一環ともとれる。 発祥地の効果追加 本作では、プロ野球チームを所有する駅を発祥地に設定すると同駅の全所有物件の収益率が3%加算されるようになった。 高額物件の多い幕張などに設定すれば100億円単位の増収という明確なメリットが得られるが、その分発祥地の選択の幅が狭められてしまう。プロ野球チームのある駅は総じて訪れやすい位置にあるのもメリットを後押しする。 もっとも、プロ野球チームの購入にはいずれも80億円程度かかる。10年程度の対戦ではまず手が届かないため発祥地を好きに選んでも大差ない。 ちなみに他駅のプロ野球チームを同時に所有しても増収効果はなくならない。オーナーとして大丈夫なのだろうか。 物件駅ごとの最大物件数の削減 『2010』『タッグマッチ』までは9件以上の物件が用意されている駅があったが、本作では携帯機作品と同じく最大8件となっており、超過の物件はオミットされてしまった。 横浜駅+中華街駅といった形で物件駅の増設によってトータルの物件数が増えた地域もある。しかし仙台のように全くフォローのない地域が大半であり、一方で金沢は駅が2つ追加されて物件数が3倍に急増していたりと調整がちぐはぐになっている。 前述の、発祥地のプロ野球チームを購入したときの効果はあくまで駅単位ということもあり、中華街駅のプロ野球チームを所有しているのに横浜駅の収益率が増えないといった不自然なことも起こってしまう。 キャラクターデザインの刷新 前述の通り、本作では「桃太郎」「貧乏神」を含めた全てのキャラクターのデザインが刷新された。 ポップで現代的なデザインとなっており、新規プレイヤーにとってはむしろなじみやすいデザインであるが、古参ファンからは賛否両論である。 貧乏神については「前の方が小憎たらしい感じがあってよかった」、キングボンビーは「不動明王のような姿で恐怖感が前面に押し出されており、いい意味での憎たらしさが無くなった」「容姿が貧乏神らしくない」などの否定的意見が多いが、その他のキャラについては概ね肯定的に受け取られている。特に夜叉姫については可愛いと好評である。 そもそもの話、デザインについては大人の事情も絡んでいるため仕方ない点ではあるのだが(余談を参照)。 問題点 変化に乏しいマップ 北海道を除くマップの大部分が『2017』の流用であり、真新しさがあまり感じられない上に問題点を引き継いでいる。 北海道のマス数が大きく増え、四国と九州を結ぶ航路が廃止されたことにより『2017』のマップが広すぎて移動が大変という問題点が悪化している。 『15』の日本列島大爆発、『16』の北海道大移動、『20周年』『2010』の里見八犬伝、『2017』の震災駅の復興といった20年目前後までに起こるマップ変化のイベントがない。対人戦で20~30年ほどプレイするときのマンネリ化の原因となってしまう。 ビッグボンビーの無意味さ ビッグボンビーは上記の通り、借金額をサイコロの出目の数だけ倍々に増やしていく特殊ボンビーであり、例えば借金が20億の時に出目が3であれば借金が60億になり、次に2が出ればその2倍で120億になる……といった具合に借金を急激に膨らませていくため、話だけ聞くとインパクトが強い。 しかしながら、借金を増やす、つまりお金を減らすだけのボンビーであるため、進行の邪魔をしたり、カードを処分したりすることはない。その上、そもそもビッグボンビーが出現する条件が借金があることであるため、キングボンビーや貧乏神のようにお金を減らされた結果物件を売らなければならないという状態にもならない(*7)。 それに加えて、本作では借金がいくらであろうとそれを帳消しに出来る救済措置がたくさんある。徳政令カードがその筆頭(*8)であるが、それ以外でもヘリポートに止まる、目的地に到達する、発祥地の駅に止まるなど様々な方法でたとえ借金が9999億あろうとチャラにできてしまうため、借金額が急激に増えたとしてもそれほど大きな問題にはならない。徳政令カードは様々なカード売り場でタダで入手できるし、ビッグボンビーはカードを捨てることもないため、変身中に準備することもできなくはない。 むしろ、ビッグボンビーに借金を増やされた際に運良く「たいらのまさカード」を持っていれば多量の借金を含めて他のプレイヤーの所持金を激減させることもできるためボーナスキャラと言ってしまってもいいかもしれない。もっとも、たいらのまさカードを入手するのは難しい上、ビッグボンビーを戦略に組み込むようなプレイヤー同士で対戦しているなら即対策されるだろうが。 インパクトこそ強いが、ビッグボンビーのサイコロは1~6しか出ない上、4以上は極端に出にくい設定となっているため、1(現状維持)が出ることも多く1を連発されて、そもそも借金が増えずにしらけてしまうというケースも散見される。 なお、開発段階ではプラスの持ち金も倍化する能力があり「敵か味方か?!」というキャッチコピーも用意されていた。この効果が削除された結果、このような無意味なボンビーになったのでは、と言う説がある。 削除された理由は明らかではないが、十中八九バランス調整によるものだろう。持ち金最大6倍は流石にバランス崩壊も良い所である。 影の薄いポコン 過去作でのハリケーンボンビーに相当するポコンは登場3回目まで物件を1~2件しか吹き飛ばさないため貧乏神と比べて弱い。 しかもキングボンビーの出現(早くても3年目12月)の後にしか変身しないため、10年ほどの対戦ではまず最大強化に達しない。ハリケーンボンビーのような盛り上がりには期待できない。 デストロイ号が出現しなくなる32年目以降はそれなりに脅威となる。 デメリットしかない名産怪獣の多さ 規定の駅に止まったプレイヤーの持ち金・カード・物件を奪ったり数ターン休みにしたりといったデメリットしかない名産怪獣が7種類もいる(*9)。 しかもいくつかの出現駅は序盤から目的地に選ばれるため、目的地に止まったのにお金やカードを失う羽目になる。経験者同士では誰も目的地に入ろうとせずゲームが停滞することも。 門司港のバナナ怪獣タタッキー(手持ちのカード2~6枚を勝手に安く売り払う。由来は「バナナの叩き売り」)のように名物と効果がかけ離れていない怪獣はまだいいが、夕張の魅了怪獣メロメロン(デビル系以外の手持ちのカード全部を他の社長に配る)のように、まるで名物と関係ない行動をとるものすらいるなど、所在地に対するネガティブキャンペーンとも受け取れてしまうような内容が多い。 ゲームテンポの悪化 『2017』に引き続き30fps描画であり、メニューや汽車の方向入力がモタつくことがある。 サイコロを振ってから汽車を操作できるようになるまでの時間が2秒前後かかり、過去作より長くなってしまった。 さらにというならば、ボンビラス星にいるときの列車の動きが歴代の中ではダントツに遅い。ちなみにその時のスピードは変更できない。(*10) 汽車の移動速度を最大に設定しても『2010』の半分ほどの速度でしか走らない。 ぶっとびカードを使用してからヘリコプターが動き始めるまでに10秒以上かかる場合がある。 エンジェルカードやデビルカードの入手演出が過去作の2倍ほどかかる。反面、両カードの入手確率は相応に低くなってはいる。 目的地到着や貧乏神変身の演出の前後にそれぞれ3秒前後のロード時間がかかる。長時間プレイしているとだんだん気になってしまう。 50年目以降は演出が一部スキップされるが、それでもロード時間のほうが長いため焼け石に水である。 UIの練り込み不足 急行周遊カードなどの周遊カードの説明文が不親切である。 「急行カードとおなじ効果が出ます! 何回かつかうとなくなります!」などと書いてあるが、これだけの情報では急行カードの効果を知らないプレイヤーが急行周遊カードを理解できない。 今作では序盤からカード駅で特急周遊カードといった周遊カードが入手できる確率が高まったため、知らない効果の周遊カードを引くおそれも高まってしまった。 一方でロイヤルEXカードは「サイコロを6個ふって出た合計の数だけ進めます! 何回かつかうとなくなります!」と十分な情報が書かれており、急行周遊カードなども同じ書き方にすれば良かったはずである。 虫メガネの操作中にXボタンを押し続けるとスクロールが速くなるが、画面上にその説明がない。 ネット対戦のスタンプ選択画面は複数ページに分かれているが、ページ切り替えがボタン1つでできず面倒である。 アップデートで順次スタンプが追加され、ページ数が増えたことにより目的のスタンプが探しづらくなった。 ネット対戦でゲスト対戦の部屋に入室するまでに決定ボタンを10回以上押さなければならない。 最初に「<ゲストと対戦!>で遊んだことはありますよね? はい/いいえ」と質問され、いいえを選ぶと説明が表示されるのだが、その後のメニューの選択肢が「リーダーになる/メンバーになる/説明」となっており、説明の選択肢が重複している。にもかかわらず、2回目以降の対戦でも最初の質問は毎回表示される。 最後に部屋のパスワードを入力するのだが、パスワードに使うボタン8個・やり直しボタン・決定ボタンの説明文が4ページにわたって表示される上にスキップできない。そもそもやり直しと決定のボタンは画面下部に常に表示されているし、画面にはまだ余白があるのでパスワードに使うボタン8個も入力欄と一緒に表示すればよいだけである。 COMの調整不足 特に問題な点がカードの使い方について。思慮のない遅延行為とも思われかねない行動が頻繁に見られる。 持ち金に余裕があるにもかかわらず最上位のリニア周遊カードと下位ののぞみ周遊カードをまぜこぜで購入したり、ダビングカードを捨ててまで徳政令カードを手持ちに入れようとしたりと、カードの取捨選択の時点からうまく練り込まれていない部分がある。 目的地から大きく離れているのに、下位の急行系カードばかり使おうとしたり、カードを使わずに近付こうとし続ける場合がある。 急行系カードを捨ててまで6大都市カードを複数買い込むことがあるが、なぜかラストエリクサー症候群(*11)のごとく使おうとしない。6大都市カードは複数回使用できるカードである。 一方☆飛び(周遊)カードは積極的に使ってくるのだが、カードが買えるお金がないにもかかわらず目的地から大きく離れた売り場にわざわざ飛んでいってしまうことがよくある。 目的地に向かう途中の船や飛行機の一本道でも、脇道を通ってマスを調整してぴったり止まり、貧乏神をなすりつけることがよくある。 貧乏神をなすりつけられたプレイヤーまたはCOMが目的地に向かって近づくと、先ほど貧乏神をなすりつけたCOMは貧乏神がつくという理由でそのプレイヤーやCOMを追い越せず、逆に目的地から遠ざかることがよくある。 銀河鉄道に行った際、Uターンしてゴールから遠ざかり、何年も銀河鉄道に居座ろうとすることがある。 銀河鉄道は通常の5倍のお金をもらえる青マスだらけのため、銀河鉄道に居座ってお金を稼ぐのはセオリーの1つではあるが、貧乏神がついていてもキングボンビーがついていてもゴールしようとせず遠ざかることがある。 周遊駅やカードバンク駅といった重要な駅に止まっても利用することがない。カードバンクは2010から変わっていない。カードバンクカードも使用しない。(人間からCOMに交替するなどしても)カードバンクに預けられているカードを引き出すこともない。 強力な歴史ヒーローが味方になる駅の独占を目指さない。 その一方で、なぜか、あまり強くない歴史ヒーローである紀伊国屋文左衛門が味方になる和歌山駅だけは最優先で独占しようとするルーチンが組まれている。 紀伊国屋文左衛門だけが唯一の例外で、他の歴史ヒーローが味方になる駅の独占は目指さない。偶然独占したときは普通に味方にする。 他のプレイヤーやCOMの歴史ヒーロー駅の独占も崩そうとはしない。 関ヶ原に現れる怪獣、分け目怪獣セキガハーラが出現して西日本にぶっ飛ぶか東日本にぶっ飛ぶかの選択を迫られた際、目的地が東日本にあっても(おそらく)100%の確率で西日本にぶっ飛び、目的地から遠ざかる。 特に襟裳岬や下北半島や能登半島で発生しやすいのだが、貧乏神にうんちを落とされた次のターンで、COMが自分から半島の袋小路に向かって進んでしまい、うんちが消えるまで数ヶ月閉じ込められてしまうことがよくある。 おそらくCOMは優先的にカード売り場に止まるように設定されており、襟裳岬や下北半島や能登半島にはカード売り場があるため、このような間抜けな行動をしてしまうものと思われる。 プレイヤーが全物件を独占して普通に買える物件がない状態になっても、乗っ取り(放題)カードや強奪飛び(周遊)カードを購入しないことが多い。 カード駅や刀狩りで手に入れたときは普通に使う。ただし、すぐ近くの駅にある数千億円の物件を無視して、他の駅の1000万円の物件を乗っ取るのに使うことがある。 100倍乗っ取りが解禁されても100倍乗っ取りをしない。 乗っ取られるプレイヤーのストレス軽減や、全物件制覇をしやすいようにするために、わざとそういう仕様にしている可能性はある。 長期戦の終盤にみらい超特急に4兆円まで投資できるイベントが発生しても、お金に余裕があるのに全く投資しない。 みらい超特急に投資すると多額のリターンがあり、借金をしても売られることがなく、乗っ取られることもなく、スリの銀次対策にもなり、基本的に得しかないイベントである。 同じく長期戦の終盤に5兆円がもらえるイベント、キングボンビーの金庫が出現しても無視して、数百億円しかもらえない目的地を優先する。 一部のCOMは1年目の4月からいきなり絶好調になってしまうことがある。プレイヤーは3年目以降しか絶好調にならないため理不尽である。 もっとも、COMはそもそもプレイヤーよりも条件が有利に設定されているものも多い(プラス駅の金額が多い、目的地に止まれる出目が出やすい、キングボンビーのお金捨ての被害額が小さいなど)ため、理不尽はこれに限った話でもないのだが。 相変わらずCOMは6種類のみ。 今作ではエンマ名人、らいじん七段が復活したが、妨害系カードを使わずに貧乏神を避ける智将あしゅら九段が復活しなかったことを嘆くファンも。 スリの銀次の不可解な出現 ランダムに現れて持ち金の4分の1~全額を奪うスリの銀次。なんと最初の1回(全額で固定)は必ず人間プレイヤーにしか現れないように設定されている。全員をCOMに変更して数十年放置すると確認できる。 スリの銀次の当たり年や、スリの銀次カードを使っても人間プレイヤーが襲われるまでCOMには効果がない。この仕様はゲーム中に一切説明がない。 プレイヤー不利に改変を繰り返す桃鉄10年トライアル 規定のCPU2名と10年間対戦して総資産をオンラインで競うモードだが、大型アップデートによる仕様変更でゲームバランスが悪化してしまった。 春の大型アップデートより刀狩りカードが販売されなくなり、ダビングカードが4億円以上に跳ね上がった上にターン消費するように変更された。 ダビングカードを大量購入し、高額で売却できるカードのダビングを繰り返すことで一歩も動かずに資金を稼ぎ続ける攻略法が知られていたため、ダビングカードの弱体化そのものは妥当とはいえるが、刀狩りカードを購入できなくなったことで、COMが攻撃系カードを入手した時の対処がままならなくなるという痛い点が生じてしまった。 要するにCOMに攻撃系カードを使用された結果記録を逃したとしても、カード駅で刀狩りを入手できるだけの運がなかったプレイヤーが全て悪いということになってしまう。 プレイヤー個人の実力で頑張ってくださいとのことで歴史ヒーローは登場しない設定がされているが、なぜか絶好調はそのままであり運が悪いとやはりCOMは1年目から絶好調になってしまう。 しかも今作の対戦相手となるCOMは楊貴妃とエンマの2名となっており、いずれもカード封印・破壊といったプレイヤーの行動を制限する効果を含むため大変迷惑である。 以上の点から、このモードで記録を出すにはCOMに絶好調も攻撃系カードも引かれないことを120ターンもの間祈り続け、かつ目的地に数十回以上も連続到着して持ち金を稼ぐしか有効な手段がない。総資産1000億円以上を達成すると最高の役職がアンロックされるが、歴史ヒーローありのいつもの桃鉄ですら厳しい額をこのルールで要求することははっきり言って苦行といっていいレベルである。 さらに最高の役職をアンロックするためには初段~九段・名人の10種類の役職を順番に達成しなければならず、好記録を出しても一気に上位の役職に進めるわけではない。つまりどれほど桃鉄に慣れているプレイヤーであっても最低11周(110年分)のプレイが必要となり、非常に手間と時間がかかる。 + アップデートで改善された問題点 ゲームバランスに影響する不具合や確率の調整不足(修正済) 以下は発売当初のみ存在した問題点。いずれも現行バージョンでは修正されている。 3年決戦モードで絶好調カードを使用や最下位カードで絶好調になる!で絶好調になると絶好調がゲーム終了まで永続するという致命的な不具合があった。 絶好調になるとサイコロの数やプラス駅の金額が増えるなど有利な効果が付くため他のプレイヤーが追い付くことは困難になる。 宝くじマスの高額当選が過去作に比べ明らかに当たりやすく、目的地到着よりも多額の金が得られる可能性もあってバランスが悪かった。 発売直後のアップデートで修正が入り、ハズレになることが増えたのでいつもの桃鉄モードで宝くじマスを狙うメリットは小さくなった。 一方で賞金額は据え置きとされたため、末等の6等ですら目的地到着を上回る賞金が得られる3年決戦モードでは依然狙う必要性が大きい。 桃太郎ランド以外の好きな物件を無料で入手可能な「シンデレラカード」は、当初はナイスカード駅でそこそこの確率で入手できた。桃太郎ランドでさえなければ何でもいいので、高額物件を入手できればとんでもない収益が手に入ってしまう。 序盤でも手に入りやすかったので、妨害手段が少ないうちに高額物件を入手してしまえば、プレイ年数によってはほぼ対戦が立ち行かなくなる額の収益が手に入る。 例えば「東京セカイツリー」(6340億、収益率10%)は毎年634億(初回入手時のみ収益率が2倍になるため手放さないようにし続ければ1268億)の収益が得られてしまう。ついでに43億1000万円を追加して駅を独占すれば2544億3200万円の収益が手に入る。もはや序盤で叩き出せる収益の範疇を超えているレベル。 こちらも発売直後のアップデートで修正が入りかなり出づらくなっているので、シンデレラカード狙いをしても大抵は不発に終わるようになった。 総評 4年の時を経て復活した本作はキャラデザの変更が話題に上がりやすいが、シリーズの面白さを継承した新作として高評価を得る事に成功した。 ユーザーフレンドリーなシステムも合わさり、シリーズ初心者にもシリーズファンにもおすすめできる良作と言えるだろう。 余談 『2017』より4年ぶりの新作となった本作だが、シリーズ再開となった経緯については統括プロデューサーの岡村憲明氏が「僕の責任できちんと作れるスタッフや環境を整えますので、もう1回チャンスをいただけませんか」と働きかけたことによるものが大きいとされている。 その一方、さくま氏もさくま氏で「いざ引退してみるといろいろとやり残したことなど後悔ばかりが浮かんできたため、僕の方からコナミさんにお願いした」「もう1度悔いのない桃鉄を作りたかった」と、心境の変化をうかがわせるコメントを残している。 新型コロナウイルスによる巣ごもり需要やYouTuberによる動画配信もあったためかダウンロード版も含めて初週で50万本の売上を記録。その後も順調に売上を伸ばし2023年12月には累計販売本数が400万本に到達した。(公式X) コナミは同社の作品の動画投稿による収益化などを禁止しているが、本作は動画投稿のガイドラインに従うという条件付きで例外的に投稿が認められている。 『2017』から本作にかけてキャラクターデザインが刷新されたのは、桃鉄シリーズのキャラクターデザインを担当してきた土居孝幸氏が、2018年に発売されたSwitch用ボードゲーム『ビリオンロード』のキャラクターデザインに起用されたためである(発売はバンダイナムコエンターテインメント)。 さくま氏は土居氏が競合他社のゲームに関わったことをデザイン刷新の理由として挙げると同時に、「これから先も桃鉄を続けていく上で必要な事だと判断した」とのコメントを残している。 本作の副監督の桝田省治氏はインタビューで「数年前にシステムも見た目も『桃鉄』に似たボードゲームが発売された」と間接的に同作品に触れた上で、本作との完成度の差や差別化を訴える形で、30年以上の実績や信頼、知名度を伝えるポイントとして『~昭和 平成 令和も定番!~』というサブタイトルに決めたという。 2022年3月には大手寿司チェーン店「スシロー」から本作とコラボした商品がリリースされ、同年11月には逆にゲーム内でスシローとコラボしたイベントが期間限定で開催された。 イベント内ではスリの銀次が、スシローのユニフォームを着た「スシの銀次」となって登場した。旧桃太郎シリーズにおける銀次の出自(料亭の跡取り)を考えると、ある意味本職に回帰したとも言える。 2023年1月には学校・教育機関向けタイトルとして、本作をベースとした『桃太郎電鉄 教育版 ~日本っておもしろい!~』を無償リリース。ただし個人向けには頒布していない模様。 授業現場で活用できるよう、貧乏神が登場しないなど学習を想定したゲームシステムに変更。ブラウザゲームのため、タブレットやPCでもプレイできる。 2023年3月より本作を元にしたメダルゲーム『桃太郎電鉄 ~メダルゲームも定番!~』が稼働開始した。 ゲーム中の獲得メダルは「億(つまりメダル1枚=1億円)」で表記される。実に桃鉄らしいスケールの大きい単位と言えよう。 2023年11月16日にSwitch2作目となる『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』が発売。 2010年発売のDS版『桃太郎電鉄WORLD』と同様、世界を舞台としている。
https://w.atwiki.jp/ouepc/pages/21.html
ISO ISOといえば・・・ イソと読んだり、アイエスオーとも呼びます。 正式には国際標準化機構の規格とされています。 簡単にいえば、世界共通ですよ。ということです。 でもVISAカードは関係ないからそこだけ間違わないように! 冗談はさておき 写真部におけるISOは、「感度」を指します。 昔からバカチョンカメラや、フィルムカメラを触っていた人は 「ISO400」と書かれたのを見たことがあるのではないでしょうか? この400という数字が、感度を示しているのです。 感度って何なん? 写真における感度というのは、フィルムの光に対する反応の感度を示します。 一般的に 感度 低い ・・・ 高い ISO 50・80 ~~~ 1000・1600 とされていて 筆者は主に、100,400を使用しています。 感度が高く(低く)なるとどうなるの? 上にも書いたとおりフィルムの光に対する反応が変わるのです。 フィルムの感度は、いわゆる粒子に例えることができます。 感度が低いのが粒子が小さい、つまり細かくてさらさらに 感度が高いのが粒子が大きい、つまりポツポツとざらつくんです。 つまり・・・ 感度 低い ~ 高い 粒子 細かい ~ ポツポツ 写真の具合| さらさら ~ ざらつく 粒子が小さいということは、それぞれ一つに取り込める光の量が少ないので 適切な光の量になるまで時間がかかります。 粒子が大きければ大きいほど、少ない光(時間)で適切な写真ができます。 ここでの時間は、シャッタースピードに直接影響します。 ただし、ざらつくということは、暗室で写真を大きくするときに目立つということですから あまりお勧めできないのです。さらさらを好むのは、写真の世界でも一緒というわけです。 結局、ISOはどのくらいが最適なん? 写真部の部展での推奨値は100とされています。 ただ、100は通常昼間に撮影する時に適したフィルムなので 夕方から夜にかけての撮影においては400でいいと思います。 シャッタースピードの項でも触れましたが、暗い所での撮影は 三脚を忘れないように!!
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/46600.html
登録日:2020/11/27 Fri 21 36 01 更新日:2024/06/27 Thu 23 14 01 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 2020年 KONAMI Nintendo Switch インフレ キャラデザ刷新 ゲーム コナミ パーティーゲーム 久しぶりの新作 桃太郎電鉄 桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~ 『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』とは、2020年11月19日にコナミデジタルエンタテインメントから発売された桃太郎電鉄シリーズの作品である。 対応機種は、Nintendo Switch。 CM 桃鉄の思い出はありますか? 桃鉄歴17年「遊び過ぎて、お母さんがキングボンビーになっちゃった!」 桃鉄歴23年「小6で100億ぐらい稼いでたと思いますよ!」 桃鉄歴12年「ニセコとか出雲とか、地理は桃鉄で覚えましたね!」 桃鉄歴26年(*1)「辛いことの後にはチャンスが巡って来るんですよ。桃鉄は僕の人生の教科書ですね」 WE♡ 桃鉄 社長のみなさーん!お待たせしました!! 桃太郎電鉄 定 番 昭和平成令和も! 陣内智桃則「おもろすぎて、陣内桃則に改名しようかな…」 概要 3DSで発売された『桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!』からカウントすれば4年ぶり、据え置き機としては『2010』からおよそ 11年ぶり となる『桃鉄』。2020年代及び令和時代になって初めてのシリーズ作品でもある。 前作『2017』は任天堂から発売されたが、本作はかつての「桃鉄」シリーズを発売していたハドソンを吸収合併したコナミからの発売となった。 基本的なゲーム内容はこれまでの作品とほぼ変わらないが、本作において情報発表時から最も話題になったのはキャラクターデザインの刷新だろう。 本作ではこれまでのシリーズでキャラデザを担当していた土居孝幸氏に代わり、 『スーパーボンバーマンR』や『ぷよぷよフィーバー』などのキャラデザを手掛けたイラストレーターの竹浪秀行氏が新たな担当となった。 そのためキャラクターの名前こそ従来と同じだが、外見はほとんど別人レベルに様変わりしている。 シュッとしたイケメン風になった「桃太郎」、いかにもな美少女になった「夜叉姫」など、令和の時代に合わせた時代相応のデザインに変貌しているのが特徴。 特にシリーズおなじみの「キングボンビー」は今までの作品にあったどことなく間の抜けた感じが一切なくなり、紫色の仁王像のような完全なる恐怖の象徴というデザインになっている。 キャラデザ刷新の裏話 本作の副監督の桝田氏が自身のTwitterや、東京ゲームショウのイベントにて、本作のキャラデザが変更された裏事情について(ぼかしつつ)明かしている。 それによると、(直接名前こそ挙げていないが)2018年にバンナムから発売された「桃鉄っぽいゲーム」こと『ビリオンロード』のキャラデザに土居氏が参加していることが理由のひとつらしい。 また、今後10年20年「桃鉄」を残していくうえでもここでデザインを変えたほうがよいという前向きな判断もあったようだ。 曰く、「オリジナルから距離を置きつつも劣化と揶揄されないクオリティを保つことを目指した」とのこと。 本作の特徴 前作『2017』からマップが拡張され、登場する物件駅は339駅、物件数は2201件と歴代最多に。 また、時代に合わせて原宿の「タピオカティー屋」などの流行の物件も多数登場しているのが特徴。 なお、旧作にあった物件の「増資」システムは数作前から廃止されているが、本作も引き続き廃止されたまま(*2)となっている。 「増資」の廃止については原作者のさくまあきら氏のサイトのブログによると、ライトユーザーからは増資がわかりにくい等、いろいろな理由があったようだ。 正直、本作の膨大な物件数だといちいち増資して回っている余裕がないという実情もあるので、この辺りは仕方ないか。 マップの移動関連としては前作『2017』で空路が大幅に拡充し、北海道・成田・愛知・関西・九州・沖縄間を飛行機で一気に移動できるようになったが、本作では新たに「ヘリポート駅」が登場。止まると全国に複数あるヘリポート駅のうち、ランダムに掲示される4カ所のヘリポート駅から好きな駅へぶっとぶことができ、 前作までの「ワープ駅」と違い利用しても持ち金が0円にならない(借金を帳消しにしてくれることはある)。これにより、広大なマップをよりスムーズに移動しやすくなった。 なお、前作までにあった「ワープ駅」や「ぶっとび駅」は廃止された。 また、四国と九州をつなぐフェリーのルートも廃止されたため、四国から九州への移動にかなり手間取るようになった。 実質、瀬戸内海ルートでしか四国に行けないので、四国は以前とくらべると孤島のような地形になっている。 ただし、尾道~生口島~今治ルート(しまなみ海道)が追加されたため、広島から四国に渡れるようになった。 ゲームモードとしては、オンライン対戦機能が追加されたのが最大の特徴。 最長で100年プレイできる「いつもの桃鉄」と短期間で勝負する「桃鉄3年決戦!」の2つのモードでオンライン対戦が可能。 ちなみに、オンライン対戦は本作がシリーズ初ではなく、過去のDS・Wii版の『桃鉄』でも実装されていた(現在はサービスが終了している)。 当初は自分のフレンドのみとオンライン対戦できたが、のちのアップデートで、見知らぬ人ともパスワードを共有する形式でマッチングして対戦できる「ゲストと対戦!」モードが追加。 また、ローカル通信・インターネット通信での対戦では「キャラスタンプ」を送って相手とコミュニケーションをとることができ、キャラスタンプは通信対戦で1試合終えるたびに1コずつ新しいものをもらうことができる。 通信はやや不安定な面もあるが、途中でだれかが抜けてもCOMが代わりにやってくれる上、通信が復旧した時点で「つづきから」を選んで復帰可能という救済措置もある。 また、一人プレイ用の「桃鉄10年トライアル!」モードもあり、こちらはCOMキャラのエンマとようきひ相手に10年間で総資産の最高記録を目指すモード。 ネットランキングもあり、全国のライバルと総資産を競える。 貧乏神 本作の貧乏神や変身形態は以下の6種類。 貧乏神 目的地にだれかがゴールしたとき、その目的地からいちばん遠いところにいた人にとりつく、おじゃまキャラ。 前述の通りキャラデザは大きく変更されたが、やることは以前と変わっておらず、さまざまな悪行でプレイヤーの足をどんどんひっぱってくる。 「猿みたい」とよく言われるが、それは発売前のメインビジュアルが口を大きく開けたデザインだったためで、作中ではあまり猿っぽくはない。 オレンジ色の着物を着て腹と尻を出し、大きながま口を背負ったひょうきんな姿をしている。 また取り憑いているプレイヤーの場所によっては、その地域の特産品(*3)を取り出したり、都市部では自撮り棒で自撮りをしたり、冬の北海道内では寒さで震えたりするなど、待機中の挙動がいくつか存在する。 ミニボンビー 貧乏神が変身するキャラ。キャラデザは変更されたものの、印象はそれほど変わっていない。 被害はかなり少なく、毎月お金をちょっとだけうばっていく。たまにカードをくれたりもすることも。 相変わらずの癒し枠。 キングボンビー 非常に恐ろしい姿になった、シリーズおなじみの恐怖の象徴。貧乏神が変身するキャラで、左手で常に黒いサイコロをいじっている。 キャラデザは大幅に変わったが、悪行の凶悪さはこれまでと相変わらず(むしろ強化)。 おなじみのサイコロ10振り(年数が進むと30個振らされることも)やカード全捨て、ボンビラス星拉致(拉致直後、カードはちゃんと蒸発)など、強烈な悪行でプレイヤーを苦しめる。 今作からは「これまでに赤マスで奪われた額の10倍をそのまま奪う」や「カードバンク襲撃」など、どうあがいても絶望な悪行も新登場。 だが、「……へ行け!カードフルセット」「あめ玉時限爆弾カード8枚プレゼント」「デビルプレゼント」などの悪行の直後に「カード全捨て」で救済?してくれることもあるなど、たまにお間抜けな一面を見せることもある(逆の順番だと悪夢だが)。 最凶形態なるものも存在し…。 キングボンビーJr.ポコン キングボンビーの息子という小さなボンビー。 ミニボンビーみたいな姿だが、やることは過去作の「ハリケーンボンビー」と同じで、とりつかれたプレイヤーの所有物件をハリケーンでどんどん吹き飛ばすという凶悪なキャラ。 もちろん、近くにいるほかのプレイヤーもまきぞえで物件を吹き飛ばしてしまう。 ただし、1度目、2度目の変身では手心を加えてくれているのか、吹き飛ばす規模は小さめ。 3度目の変身からは本気を出して、すさまじい数を吹き飛ばしてくる。 巻き添えの場合は最初からかなりの数の物件を吹き飛ばすため、初期の段階では近くにポコンがいる場合はむしろ付きに行ったほうが被害が少なくて済む。 ビッグボンビー 唐草模様の袋を携えた、サンタクロースと泥棒を足して2で割ったような姿の新ゲストボンビー。 借金を背負っている時のみという特殊な条件で出現し、毎ターンサイコロを1コ振って、出た目に応じて借金を倍プッシュしてくる。 1の目を出した場合は「1倍」、つまり現状維持となり影響はないが、6の目が出ると借金はなんと「6倍」に。 連続で6が出ると一気に36倍の借金を背負う羽目になる。 ただ、借金さえなければそもそも出現しないという性質上、「物件を売却せざるを得なくなる」といったような被害は皆無で、借金をなくすか借金を負っていない社長になすりつければ即座に貧乏神に戻ったりする他、(そもそも借金のカンスト額でもあるが)マイナス10兆で踏みとどまってくれるなど、有情な面も。 借金を倍増させるだけなので、上記のポコンよりは被害は少ない。また、物件やカードにはなにもしない。 「徳政令カード」を1枚持っておけばいつでも復帰できるし、ほかにも借金を帳消しできるイベントは結構多いので、とりつかれてもじつはあまり困ることもなかったり。ぶっちゃけボンビーキャラとしては甘い方ではある。100年モードですら、100年間一度もお目にかかることがないまま決着してしまう(そしてエンディングの結果発表では数秒間だがしっかり出てくるので「誰?」となる)こともしばしば。 だが、コイツの悪行で借金をめいっぱい増やしてから「たいらのまさカード」なんてものを使った日には……。 のちのアップデートでちょっと強化され、コイツにとりつかれていると「徳政令カード」が使用不能になった。 デストロイ号 本作における最凶のボンビー。 キングボンビーの顔をした凶悪な列車(プレイヤーの汽車と同様に 空路では飛行機に、海路では船に変化)そのものであり、コイツに憑りつかれるとプレイヤーの行動後、デストロイ号が追加で 3~5個(しかも目は3~6。サイコロ3個でも9~18マス移動する) サイコロを振り、プレイヤーを連れて勝手に移動してしまう。 そして、 通過した物件駅だけでなく、その周辺の物件駅の物件をどんどん破壊し尽くす 。 破壊された物件はだれも所有していない状態になる。しかも、無差別に物件を破壊していくので、ほかのプレイヤーにも莫大な被害が発生する可能性がある。 歴代ボンビーでも珍しく、憑りつかれた本人ではなくマップそのものに影響をもたらすため、 憑りつかれたプレイヤーから逃げても被害を軽減できない という特徴を持つ。 独占している物件が多いトップ層ほど被害が甚大になるため、むしろ下位プレイヤーにとってはコイツの登場は逆転のチャンス。持ち金への直接的な被害がないのもポイント。 戦況にもよるが、桃鉄では珍しく憑りつかれた人に有益な面の強いボンビー。 首位のプレイヤーと差が開いているときは、そのプレイヤーの所有物件の多い地域で思い切り暴れてもらおう。 もっとも、ヤツの行動を完全にはコントロールできない以上、うまく利用するのもなかなか困難なのだが。 対処法としては、コイツを連れたプレイヤーを「屯田兵カード」や「最果てカード」でとにかく遠いどこかに吹っ飛んでもらうのが一番だが、該当するカードを確保していない場合ならあえて自分からもらい受けつつヘリポート駅から遠方に飛ぶというのも選択肢となる。 高額物件の多い関東や近畿で暴れられると被害の桁がヤバいことになる。 ビジュアルやその笑えるほどの凶悪な破壊活動により、多くのプレイヤーに衝撃とトラウマを与えた。 なお、32年目以降は絶対に出現しないので、100年プレイで物件コンプリートを目指す場合も安心。 また、一度変身するとその後5年間はデストロイ号に、2年間はキングボンビーには変身しない。 「桃鉄3年決戦!」や「桃鉄10年トライアル!」モードでは一切登場しないようだ。 サンタボンビー 「ももクロ桃鉄」モードで登場する、特別なゲストボンビー。見た目はビッグボンビーにソックリ……というか、衣装が違うだけ。実際、登場シーンで言い間違えている。 とりつかれると、サイコロを1個ふって出た目に応じて自分のプラスの持ち金を倍に増やしてくれる。 要するにビッグボンビーとは逆の悪行……もとい善行をしてくれる、とりつかれたプレイヤーにとってはうれしいキャラである。 ミニボンビーすし 「スシロー桃鉄」モードで登場する、特別なボンビー。ミニボンビーの顔が描かれたすし。 キングボンビーすし 「スシロー桃鉄」モードで登場する、特別なボンビー。キングボンビーの顔が描かれたすし。 カード 「桃鉄」でゲームを左右するのがカード。 本作は前作『2017』に引き続き、ひとりにつき同時に8枚まで所持できる形式で、旧作のように「急行系(進行系)」「便利系」に分類されていない。 どれだけよいカードを集めつつ、適切なタイミングで使っていけるかが勝負のポイント。 周遊系カードは紀伊半島に集中している(と北海道の渡島半島に1箇所だけある)「周遊駅」で回数リセットが可能(名前に「周遊」が含まれなくてもOK)。 ここでは本作で新登場のカードを中心に特徴的なものを紹介。 ロイヤルEXカード 前作『2017』にあった「グランクラスカード」の名称が変更されたもの。 サイコロを6コふって出た目の合計移動でき、何回かつかうとなくなる。 周遊系カードなので期間延長カードや周遊駅で使用回数を回復可能かつ、名前に周遊が入っていないので周遊禁止カードの対象外(スペシャルズカードや6大都市カードも同じ性質を持つ。)。 1年目から東北の宮古駅で販売されているため、お金さえ貯めれば序盤から入手できるなど、周遊禁止カードの対象外という点も含めてリニア周遊カードの下位互換では収まっていないのもポイント。 ちなみにカード使用時のBGMは「リニア(周遊)カード」と同じ曲。このカードで気持ちよく、日本列島をスイスイ進もう。 スペシャルズカード 1~6マスの任意の数だけ進める「スペシャルカード」のいわゆる周遊版カード。何回かつかえる。 目的地に止まったり、相手に貧乏神をぴったりなすりつけたいときなど、1枚あればなにかと便利だが、51年目以降に解禁されるのと、カードそのものの価段は高いので注意。 連帯保証人カード 持っていると、自分の持ち金がマイナスになったとき持ち金0円でふみとどまり、 残りの借金をほかのだれかひとりに1回だけ強制的に肩代わりさせる。旧作に存在した身代わり地蔵カードの上位互換で、防御と妨害をかねたカード。 肩代わりさせる相手はランダムに選ばれる。台風やキングボンビーなどの被害金の大きいイベントでこれが発動すると凶悪。 全員がこのカードを持っていると、たらい回しの末に 帳消しになる ため、ダビングと刀狩りカードを組み合わせると…? 6大都市カード つかうと札幌・東京・横浜・名古屋・大阪・福岡(博多)から1カ所を選び、そこまでぶっとべる。 さらに選んだ行き先が目的地ならそのままゴールでき、おまけに何回かつかえるというなかなかチートなカード(*4)。100年モードの終盤はみらい超特急の開通によって札幌と福岡が数マスの距離になるので、元々距離の短い東京と横浜を併せて実質4大都市カードだが 入手できたらだれかに奪われたりしないように注意して、積極的につかいたい。 仙台や広島に飛べないのは「地方へ!」系カードの立場が無くなることを危惧したのかもしれない(*5)。 1が出るまでカード 入手すると、次の自分の番からサイコロを1コふり「1」が出るまでカード使用を含めた通常行動ができなくなってしまう、たちの悪いデビル系カード。 カード使用も封じられてしまう性質上、損害系カードをまとめて処分可能な「シュレッダーカード」でも対策できないので、できれば一度も引きたくない(*6)。 1が出るとこのカードは消滅し、以降普通に動けるようになる。 リニア周遊カード サイコロを8コふって出た目の合計移動でき、しかも何回か使えてしまう、急行系最強のカード(ただし前述のとおり周遊禁止カードの対象にはなってしまうので、ロイヤルEXカードの完全上位互換というわけではない。)。 これまでは入手手段がかなり限られていた貴重なカードだったが、本作では「ナイスカード駅」などでも入手可能に。急行系カードをパワーアップさせてくれる歴史ヒーローの伊達政宗が仲間になっていれば、のぞみ周遊→ロイヤルEX→リニア周遊、なんてことも起こり得る。 ダビングカード 手持ちの好きなカードを1枚えらんで複製できる、地味ながらうれしいカード。 昔からあるカードだが、使用しても自分の番が終了せず(*7)、つづけてサイコロをふるかカードをつかうことができる。 また九州の佐多駅にて販売されており(50年目まで)、1枚4000万円という低価格で購入できるのもポイント。 屯田兵カード えらんだほかのひとりを北海道のどこかのマスにぶっとばす。さらにぶっとばされた相手は1カ月お休みとなり、行動できない。 だれかが目的地に到着して自分がピンチになりそうというときなどに、心を鬼にしてつかおう。 最果てカード えらんだほかのひとりを「その位置からもっとも遠いマス」へぐいーんとぶっとばしてしまうカード。 どこにぶっとぶかは対象にしたプレイヤーの位置次第だが、北海道の利尻島や青森の大間、長崎の五島あたりにぶっとぶことが多い。ターゲットの場所を考えて使わないと、目的地に近くなってしまう。 自分に使うことはできないが、これも自分がピンチのときに有効な1枚。 豪速球カード ほかのプレイヤー全員の所持カードを数枚ずつたたき割ってしまうカード。 昔からある攻撃系カードだが、今回はひとりにつき最大で8枚、つまり手持ちのカードを全部破壊してしまうこともある。 相手がいいカードをたくさん買ったり手に入れたときにつかうとよい。……ん? 友情破壊になるって? 大丈夫、これはゲームだ。エンリョなくつかおう。 みんなの大事なカードをパリンパリン割るの楽しいYo! 坊主丸儲けカード ほかの全員の持ち金をぜんぶ自分のものにできるカード(*8)。ムシの良いカードだが、失敗する場合もある。 決算直後など、みんなの持ち金がタップリあるときにつかうと有効。 持ち金ゼロカード 指定した人の持ち金を問答無用で「0円」にする、無慈悲なカード。 自分にも使うことが可能で、借金を持っていれば帳消しする使い方もできるが、やはり持ち金の多い相手に使いたいところ。 上記の「坊主丸儲けカード」の対策にも便利。 君がすべて!カード カード袋にあるすべての所持カードを同じカードに変化させられるカード。どのカードに変化させるかは、手持ちのカードから指定することができる。 ちょっとややこしいが、たとえば「エンジェルカード」を1枚とほかのカードを数枚持っていれば、ほかの所持カードをすべて「エンジェルカード」に変化させることができるのだ。さらに、エンジェルがミカエルに進化した際に使えば、莫大な収入に。QuizKnockの山上大喜氏はこの戦法を駆使した。 カード袋の空きを埋める効果はないので、所持カードがなるべく多いときにつかうとよい。全てのカード売り場で0円で何枚でも手に入る徳政令カードが数を増やすのに有効。 銀河鉄道カード つかうと銀河鉄道マップへワープでき、終点に到着するとそのまま目的地へゴールできる、『桃鉄』シリーズではおなじみのロマンあふれるカード。 終点の駅はこれまで通り、サイコロの目がぴったりでなくても止まることができる。 また途中には止まるとお金をもらえる「銀河駅」がたくさん設置されているが、本作ではなんと「プラス駅」の5倍の金額をもらえるようになった。 ただ、「(ボンビラス星を除いて)目的地から一番遠い場所」扱いなので、誰かが目的地に入れば貧乏神は普通に来る。 「桃鉄3年決戦!」モードなら、これ1枚で一気に1位になれるかも……? シンデレラカード 物件駅でつかうと、その駅の物件を1件だけ無料で入手できてしまうカード。「WORLD」の「無料カード」(1億円以下の物件1つを無料で入手できる)の完全上位互換。 名前のとおりまさに夢のようなカードだが、さすがに岡山の「桃太郎ランド(10兆円)」には使用できない。 また、これを持ったまま12月になると売値が0円である「徳政令カード」に変化してしまう。つまり使用期限があるので、現在の月に注意しよう。 なお、ゲーム序盤でこれを入手し高額物件につかうと、以降はその物件の奪い合い勝負となる。 というのも、物件駅でつかうと他人の物件を横取りできる「乗っ取りカード」が一部のカード売り場駅で販売されているためである。 なんにせよ貴重で強力な一枚なので、よーく考えてつかおう。 ソフトのアップデートで入手確率が修正され、めったにお目にかかれないレアカードに。 ゲームバランスについて 本作のゲームバランスとしては歴代でもかなり「攻め」のバランス。 マップはかなり広くなっているが便利なカードが多いため、目的地にも到着しやすい。 また従来にくらべて逆転要素も多くなっており、イベントやカードで勝負の行方があっさり大きく変わることもしばしばある。 負けていても、最後まであきらめずに闘おう。 移動系カードが大盤振る舞い 。普通のカード駅でも急行カードや特急カードが結構出る。ナイスカード駅などに止まれば周遊カードもかなり出る。リニア周遊カードも登場し、2〜3ターンで本州縦断も夢じゃない。 下位のときには普通のカード駅でもロイヤルEXカードや新幹線周遊カードがバンバン出まくる。 まさにバランスブレイカー。 8年目に新カード売り場の高輪ゲートウェイ駅開業。開業当初はラインナップが少なく、年数が経つにつれて追加されていく仕様であるものの、値段は相応に高いが非常にレアなカードを序盤から購入可能。 目的地に到着し援助金を受け取っても(援助金を加算しても借金が残る場合は借金が帳消しとなるが、それを含めて)なお最下位の場合、「見かねた住民がカードを持ってきた」ということで、スペシャルカードやロイヤルEXカードなどのカードももらえる。 好きな物件を一つタダで買える「シンデレラカード」などの強力なカードも多数追加(ただしシンデレラなので12月になると消えてしまう。使い時が重要) ダビングカードが購入可能になった。また、ダビング駅という、カードを1ターン1枚限定だが0円でダビングできるというぶっ壊れ駅(北海道の日高地方と沖縄本島に点在)も登場。ゴールドカードを複製すれば、高い物件を年1単位で買い放題になることも(さすがに桃太郎ランドはゴールドカードでは買えない。また、プラチナカードはリストラ)。 と、プレイヤーに有利な要素が多くなった一方で、 最強ボンビーのデストロイ号の存在 。これによりどれだけ物件を買い占めても崩される危険がある。 「豪速球カード」が強化され、一気に相手の手札をすべて割れることも増えた。 モモトラマンやメカボンビーは廃止されたまま。これらは以前から「金のある人だけが有利なイベント」と言われていたので、バランス調整としては妥当か。ただやはり伝統的な要素だったので新作に登場しなかったのを寂しく思う声も多い。 など、割と理不尽な要素も多めで、盤石な資産を作っても崩されやすくなっている。 追記・修正は10年トライアルで1兆円を達成してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] モモトラマンとメカボンビーは今作よりも前から廃止されてたと思うけど… -- 名無しさん (2020-11-27 21 43 45) ☆飛びになったのは2017、ロイヤルEXは2017のグランクラス、シンデレラは2010から登場…と、割と前からのものも多いようには思いますね…。 -- 名無しさん (2020-11-27 22 12 16) 坊主丸儲けもベビキュラーもとっかえっこも前からあったやつだけど、新アイテムと書いてないからまあ良いのかな? -- 名無しさん (2020-11-27 22 18 15) キャラデザインは良くも悪くも今風。俺は好き -- 名無しさん (2020-11-27 22 21 22) ちなみにコナミから発売される初めての桃鉄 -- 名無しさん (2020-11-27 22 44 02) リニア周回、六大都市、スペシャルズの三枚があれば3ヶ月でゴールできる。しかも近畿で周回リセットできるからカード無くならない -- 名無しさん (2020-11-27 22 55 05) 個人的にキングボンビーの見た目に関しては否定的かな。旧デザインみたいな『不気味さ』がもうちょい欲しかった。 -- 名無しさん (2020-11-27 23 41 24) 2017年の時点でデザインが変更されてたから「そういうもの」と思うしかないね -- 名無しさん (2020-11-27 23 47 36) デストロイ号はどうにかして銀河鉄道に飛ばせれば1番いいんだがな… -- 名無しさん (2020-11-28 00 51 20) キャラデザの変化はさておき、出だしの売れ行きは好調のようで何より -- 名無しさん (2020-11-28 01 26 53) キングボンビー以外のデザインは元と大きく変わってないと思う -- 名無しさん (2020-11-28 04 41 33) せっかくコナミから出てるのにミカエルがブタじゃなかったのが残念 -- 名無しさん (2020-11-28 08 17 13) 信長強いとか八艘飛び強いとか聞いたことはあるが、クラークが強いは「ん?」と思った。思わぬ事故を招く確率が高い歴史ヒーローなのに -- 名無しさん (2020-11-28 13 13 17) 野良対戦ができないのは個人的には残念だが、殺し合いに発展しかねないから仕方ないんだろうな -- 名無しさん (2020-11-28 15 24 09) この桃鉄に関しては事情があるからしょうがない類だけど、デザイン変更はやっぱなぁ…特にショタ化みたいな桃太郎とボンビー系 -- 名無しさん (2020-11-28 15 46 37) インフレ気味に作られてるからパワープレイが楽しい -- 名無しさん (2020-11-28 19 03 03) ビッグボンビーのデザインはロックマンメガミックスとかでお馴染みの有賀ヒトシ氏らしい。公式Twitterで言ってた -- 名無しさん (2020-11-29 11 25 39) つまりデストロイ号で桃太郎ランドも破壊できるって事だけど、32年目までに10兆円貯めないといけないからまず不可能だろうな。 -- 名無しさん (2020-11-29 22 35 14) 意味なく登場するぺぺぺマンがいないのはかなり意味がない気がする。 -- 意味のない名無しさん (2020-11-29 22 55 45) モモトラマンやメカボンビーは一人プレイ専用、もしくはCOM専用の手段としてなら復活もよしなんじゃないかと思う -- 名無しさん (2021-01-28 11 41 09) 最果てとかの壊れ妨害カードの対策を6大都市とかの壊れ移動カードで用意するという、大味に大味をぶつければバランス取れるだろ理論な気がしてならん…… -- 名無しさん (2021-02-12 20 30 21) COMがロイヤルEXを持ってても特急周遊を優先して使いたがる思考ルーチンはどうなってんだろう。最強であるはずのさくまですら弱いカードばかり使う傾向があるからナメプされてるように感じる -- 名無しさん (2021-02-22 10 26 58) 前作でなくなって安心した、減反政策のドクロ演出が復活してて萎えた -- 名無しさん (2021-08-15 08 29 37) ステイホーム需要やyoutuberの影響もあっただろうけど、売り上げ本数が歴代1位になったし、デザイン変えてでも出した価値はあったと思う -- 名無しさん (2021-10-13 00 06 23) ボンバーガールと並んで、メタルギアって看板であり枷でもあったゲームが無くなった後のコナミを象徴するゲームだよな -- 名無しさん (2022-02-23 10 45 28) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/1222.html
【TOP】【←prev】【HuCARD】【next→】 桃太郎伝説 II タイトル 桃太郎伝説 II 機種 PCエンジン 型番 HC90040 ジャンル RPG 発売元 ハドソン 発売日 1990-12-22 価格 7200円(税別) 桃太郎シリーズ 関連 - 桃太郎伝説 関連 桃太郎伝説 関連 Console Game FC 桃太郎伝説 桃太郎伝説 外伝 PCE 桃太郎伝説 ターボ 桃太郎伝説 II 桃太郎伝説 外伝 第1集 SFC 新 桃太郎伝説 PS 桃太郎伝説 桃太郎まつり 石川六右衛門の巻 Handheld Game GB 桃太郎伝説 外伝 桃太郎コレクション 2 桃太郎伝説 1→2 GBA 桃太郎まつり + 桃太郎活劇 桃太郎電劇 関連 桃太郎活劇 桃太郎電劇 関連 Console Game PCE 桃太郎活劇 Handheld Game GB 桃太郎電劇 桃太郎電劇 2 桃太郎 コレクション 桃太郎コレクション 2 + 桃太郎電鉄 関連 桃太郎電鉄 関連 Console Game FC 桃太郎電鉄 PCE SUPER 桃太郎電鉄 SUPER 桃太郎電鉄 II SFC SUPER 桃太郎電鉄 II SUPER 桃太郎電鉄 III SUPER 桃太郎電鉄 DX 桃太郎電鉄 HAPPY SS 桃太郎道中記 PS 桃太郎電鉄 7 桃太郎電鉄 V GC 桃太郎電鉄 11 桃太郎電鉄 12 Wii 桃太郎電鉄 16 桃太郎電鉄 2010 Handheld Game GB SUPER 桃太郎電鉄 SUPER 桃太郎電鉄 II 桃太郎 コレクション 桃太郎電鉄 Jr. 全国ラーメンめぐりの巻 GG SUPER 桃太郎電鉄 III GBA 桃太郎電鉄 G ゴールド・デッキを作れ ! 駿河屋で購入 PCエンジン
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/5808.html
【TOP】【←prev】【SUPER Famicom】【next→】 新 桃太郎伝説 タイトル 新 桃太郎伝説 機種 スーパーファミコン 型番 SHVC-M5 ジャンル RPG 発売元 ハドソン 発売日 1993-12-24 価格 9800円(税別) 桃太郎シリーズ 関連 - 桃太郎伝説 関連 桃太郎伝説 関連 Console Game FC 桃太郎伝説 桃太郎伝説 外伝 PCE 桃太郎伝説 ターボ 桃太郎伝説 II 桃太郎伝説 外伝 第1集 SFC 新 桃太郎伝説 PS 桃太郎伝説 桃太郎まつり 石川六右衛門の巻 Handheld Game GB 桃太郎伝説 外伝 桃太郎コレクション 2 桃太郎伝説 1→2 GBA 桃太郎まつり + 桃太郎活劇 桃太郎電劇 関連 桃太郎活劇 桃太郎電劇 関連 Console Game PCE 桃太郎活劇 Handheld Game GB 桃太郎電劇 桃太郎電劇 2 桃太郎 コレクション 桃太郎コレクション 2 + 桃太郎電鉄 関連 桃太郎電鉄 関連 Console Game FC 桃太郎電鉄 PCE SUPER 桃太郎電鉄 SUPER 桃太郎電鉄 II SFC SUPER 桃太郎電鉄 II SUPER 桃太郎電鉄 III SUPER 桃太郎電鉄 DX 桃太郎電鉄 HAPPY SS 桃太郎道中記 PS 桃太郎電鉄 7 桃太郎電鉄 V GC 桃太郎電鉄 11 桃太郎電鉄 12 Wii 桃太郎電鉄 16 桃太郎電鉄 2010 Handheld Game GB SUPER 桃太郎電鉄 SUPER 桃太郎電鉄 II 桃太郎 コレクション 桃太郎電鉄 Jr. 全国ラーメンめぐりの巻 GG SUPER 桃太郎電鉄 III GBA 桃太郎電鉄 G ゴールド・デッキを作れ ! 駿河屋で購入 スーパーファミコン
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/3765.html
【TOP】【←prev】【PlayStation】【next→】 桃太郎まつり 石川六右衛門の巻 タイトル 桃太郎まつり 石川六右衛門の巻 機種 プレイステーション 型番 SLPM-86888 ジャンル パーティーゲーム 発売元 ハドソン 発売日 2001-9-13 価格 4800円(税別) 【TOP】【←prev】【GAMEBOY ADVANCE】【next→】 桃太郎まつり タイトル 桃太郎まつり 機種 ゲームボーイアドバンス 型番 AGB-P-AMMJ ジャンル ミニゲーム 発売元 ハドソン 発売日 2001-3-21 価格 5200円(税別) 桃太郎シリーズ 関連 - 桃太郎伝説 関連 桃太郎伝説 関連 Console Game FC 桃太郎伝説 桃太郎伝説 外伝 PCE 桃太郎伝説 ターボ 桃太郎伝説 II 桃太郎伝説 外伝 第1集 SFC 新 桃太郎伝説 PS 桃太郎伝説 桃太郎まつり 石川六右衛門の巻 Handheld Game GB 桃太郎伝説 外伝 桃太郎コレクション 2 桃太郎伝説 1→2 GBA 桃太郎まつり + 桃太郎活劇 桃太郎電劇 関連 桃太郎活劇 桃太郎電劇 関連 Console Game PCE 桃太郎活劇 Handheld Game GB 桃太郎電劇 桃太郎電劇 2 桃太郎 コレクション 桃太郎コレクション 2 + 桃太郎電鉄 関連 桃太郎電鉄 関連 Console Game FC 桃太郎電鉄 PCE SUPER 桃太郎電鉄 SUPER 桃太郎電鉄 II SFC SUPER 桃太郎電鉄 II SUPER 桃太郎電鉄 III SUPER 桃太郎電鉄 DX 桃太郎電鉄 HAPPY SS 桃太郎道中記 PS 桃太郎電鉄 7 桃太郎電鉄 V GC 桃太郎電鉄 11 桃太郎電鉄 12 Wii 桃太郎電鉄 16 桃太郎電鉄 2010 Handheld Game GB SUPER 桃太郎電鉄 SUPER 桃太郎電鉄 II 桃太郎 コレクション 桃太郎電鉄 Jr. 全国ラーメンめぐりの巻 GG SUPER 桃太郎電鉄 III GBA 桃太郎電鉄 G ゴールド・デッキを作れ ! 駿河屋で購入 プレイステーション ゲームボーイアドバンス
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/2017.html
今日 - 合計 - 桃太郎電鉄12 西日本編もありまっせー!の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 14時29分17秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/9230.html
スーパー桃太郎電鉄III 【すーぱーももたろうでんてつ すりー】 ジャンル ボードゲーム 対応機種 スーパーファミコンゲームギア 発売元 ハドソン 開発元 【SFC】ハドソン、メイクソフトウェア【GG】シムス 発売日 【SFC】1994年12月9日【GG】1995年12月15日 定価 【SFC】9,500円【GG】5,800円 周辺機器 同時対戦時 マルチタップ対応 判定 良作 ポイント すべてにわたってグレードアップ 桃太郎シリーズリンク 概要 内容(主に前作からの変更点) 評価点 問題点 総評 余談 概要 ハドソン製作のRPG『桃太郎伝説』のスピンオフ作品としてシリーズ化されたすごろく型のボードゲームの第4作目。 無印の『桃太郎電鉄』は1作限りで2作目が『桃太郎電鉄II』ではなく『スーパー』を付けて『スーパー桃太郎電鉄』とし、以後は『スーパー』をベースにナンバリング展開されたため3作目ということで『III』となっている。 全般的にはグレードアップしているが、路線図自体は前作『スーパー桃太郎電鉄II』をほぼそのまま持ち越している。 1994年12月にスーパーファミコンで発売され、まる1年後の1995年12年にゲームギアでも発売された。 ゲーム性も前作を引き継いでいるため変更点にとどめるものとする。 内容(主に前作からの変更点) 基本的には前作のゲーム性をそのまま引き継いでおり、全体マップの路線構成自体はほとんど変わりない。 キャラクター 前作におけるCOM側の対戦相手の1人だった夜叉姫がCOMキャラから外れ、本作以降、PBSニュースのアシスタントとして桃太郎とともに進行役を務めるようになった。 これに伴って、新たに「かぐや姫」がCOM時代の夜叉姫の思考ルーティン「貧乏神嫌い(*1)」を引き継いで新たにCOMの五段枠に入った。 この都合で、人間プレイヤー4人で行う場合「ふうじん」に変わって「やしゃ姫」が4Pのデフォルト名となった。 若干の仕様変更されたイベント F1レース これ自体は前作から続投。前作では10月の鈴鹿(名古屋から3つ左にある黄色駅)のみだったが、4月の英田(岡山の1つ上にある赤駅)でも発生するようになった。 英田が追加されたのは、この年4月に実際にTIサーキット英田(岡山国際サーキット)でパシフィックグランプリが行われたことに由来するものと思われる。 2億円で誰か1人のレーサーに賭けて1着になれば臨時収入が得られるのは従来通り。レーサーは当時の花形ラインナップに交代している。 鈴鹿に限り「音速の貴公子」の異名で知られる「アイルトン・セナ」をモデルとする「へな」が登場する可能性がある。 + ドライバー及びオッズ 名前 オッズ 通常時 へな登場 へな - 2 しゅまは 3 24 でえもん 5 32 きれじ 12 34 はきねん 15 34 うきよ 20 34 あーぐり 32 - 選挙 これも前作同様、100ポイントを振り分けてバトルロイヤルというゲーム性は変わりないが対戦相手のバリエーションが豊富になった。 戦う相手も「はまごー(浜田幸一)」「とのさま(細川護熙)」「ぱた(羽田孜)」「みっちい(渡辺美智雄)」「いもやん(江本孟紀)」「まきこー(田中眞紀子)」「おざわあ(小沢一郎)」の7通りになり、その中から3人がランダムで選ばれる。 おもちゃ工場の開発イベント 新製品開発で成功すれば投資額の4倍の収入が得られ、失敗すればおもちゃ工場が倒産というイベントだが、その成功に8倍の収入が得られる「大成功」が追加。 スリの銀次 これも前作から続投だが今回は変装によって奪われる額が異なり、従来の4分の1、半分に加え、全額盗られる可能性が生じた。 本作から時事ネタやその年の流行に関するものに変身するようになる。 セーラームーンなら1/4、車掌又はラモスなら半分、坊主ならなんと全部奪われる(もちろん滅多に出ない)。 ドジラとモモトラマンの仕様変更 ドジラは出現すると同時に襲った都市の物件をすべて破壊するが、本作では襲われるまで4ヶ月の猶予ができ、カードを準備する余裕が与えられるようになった(モモスラは従来通り8ヶ月)。ただし、どの都市をターゲットにするかは出現の翌月までわからない(慣れたプレイヤーならば出現月の時点で、ドジラの動きから襲われる都市を予測する事は可能)。 怪獣退治に必要な「モモトラマンカード」も仕様変更され、持っているだけで効果を発揮するが、出動させるかどうかは任意で決められるようになった(COMPは狙われた都市に自分の物件が存在しない場合は必ず出動を拒否する)。 これにより、自分と他プレイヤーが同時に物件を所有する都市が襲われた際に物件の所有状況に応じてあえて見捨てる、他プレイヤーが独占した高額都市を狙われた際に見捨てて独占を崩すなどの戦略性が生まれた。 また前作ではカードが使用された時点で必ずモモトラマン側が勝利→カードが消滅となっていたが、本作では一定確率で負ける可能性が生じるようになった。代わりに勝てばカードは手元に残る。 新規イベント Sリーグ(元ネタは前年に開幕した日本プロサッカーリーグ「Jリーグ」) 「プロ野球団」とは違い、浦和・川崎・鹿島・清水・磐田・名古屋・大阪・広島の近くの特定の駅(いずれも青・赤・黄色の一般駅)で5億円以上持っているとスポンサードできる。 初年度のJリーグは10チームだが本作には横浜を本拠地とするチームは2チーム(*2)もあったのに登場しない。 片や1994年に加入したばかり(初年度には未加入)のジュビロ磐田モデル「ピロピロ磐田」がゲームでも登場している。 球団を購入するのではなく最大8口枠でスポンサードする形で、各球団1口あたり1~10億円で8年間有効。 誰かがすでに1口でもスポンサードしている場合、そのプレイヤーしか追加で購入できない。 プレイヤーがスポンサードしている場合、11月に優勝決定戦が発生する可能性がある。この試合はPKによるサドンデス方式で勝てばスポンサードしている金額により収入が入る。 プレイヤーはキックのみ左・中・右で選択する。キーパーは自分のチームの時でも操作できない。 プレイヤー同士の球団になることもあるが、双方が条件を満たさなかった場合CPU専用チーム「ポプラ札幌」が相手となる。 シードームのライブ 宮崎の物件「シードーム」(32億円)を誰かが持っていて、それ以外のプレイヤーが宮崎に止まるとランダムで発生する。 止まったプレイヤーがバンド「ましら&ブルーモンキーズ」(*3)というのライブをシードームで開催するもののその演奏が酷いためシードームの持ち主に賠償金を払うというもの。 つまり誰かがシードームを買っていると他のプレイヤーはうかつに宮崎に止まれなくなる。 闘牛場の大盛況 宇和島の物件「闘牛場」を持っていると確率でイベントが発生するようになり臨時収入。 豊作・凶作 「水田」(新潟など)を持っていると確率で発生する。豊作なら臨時収入が入り、凶作なら損害が出る。 お笑い劇場のコント 1Pのみでプレイヤーが大阪の物件「お笑い劇場」(3億円)を買っていると、持ち主が大阪に止まるごとに発生。 特に利益や損益はない。 好景気・不景気 決算後の4月に好景気、又は不景気のニュースが流れ、次の決算まで続く。 好景気はプラス駅や目的地の収入が倍になり、マイナス駅での損益が半分になる。不景気はその逆でプラス駅や目的地の収入が半分になり、マイナス駅での損益が倍になる。 好景気時はウインドウ枠が黄色になり、不景気時は紫。 カード関連 + 新規登場のカード 名称 効果 のぞみカード 進行サイコロを5つ振れる(かつての「リニアカード」と同じ)。 みなぶっとびカード 全員がヘリで同時にぶっ飛ぶ。 充電カード 3~5か月の間動けないが、それが終われば20マス一気に進める。「おひるねカード」と違って動けない間も貧乏神やデビルのイタズラはされる。カードが消費されるのは溜め終わって進む時なので、溜めている間に奪われたりすると溜めたのがパーになる。 スペシャルカード 「1進める」~「6進める」の機能を1枚にしたようなカード。1~6の中で好きな数を選んで進むことができる。 地域系カード 北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州の8通りがあり、その対象地区内の物件駅にヘリでぶっ飛ぶ。特定駅のカード(「東京」「仙台」など)と違って、その中に目的地が含まれる場合でも使うことができる。ただし、目的地に入っても、到着にはなるが、ぶっとびカードの場合と違ってホールインワン副賞のカードもらえない。 赤ぶっとびカード マイナスの駅のどこかへヘリでぶっ飛ぶ。イエローカードの影響下ではマイナス駅がないので使えない(「青ぶっとび」も同様)。 テレポートカード 誰かの近くへ移動できる。 イエローカード 一定期間プラス駅(青)とマイナス駅(赤)をすべてカード獲得駅(黄色)に変える。有効期間は「青ぶっとびカード」「赤ぶっとびカード」は使えない。 レッドカード 一定期間プラス駅(青)とカード獲得駅(黄色)をすべてマイナス駅(赤)に変える。有効期間は「青ぶっとびカード」は使えない。 かくれみのカード 数か月有効で貧乏神を通過したりされたりしてもうつられなくなる。キングボンビーには無効。 ふみたおしカード ローンの残り支払いを踏み倒せる。 666カード 悪魔に憑りつかれ数か月の間6マスずつ勝手に動かされてしまう。6マスとはいえマイナスにばかり止まったり目的地から離れたりと自損行為になるものばかり。 独占禁止カード 買い占められた都市すべてが対象でルーレットで1つが選ばれそのうちの物件1つが解体され独占が崩れる。解体される物件は一番安いもの。またカードを使った本人の都市も対象。 江戸っ子カード 自分も含めて誰か1人の持ち金がゼロになってしまう。借金状態では使えない。 とっかえっこカード 他のプレイヤーと持ち金額がそっくり入れ替わる。 スリの銀次カード スリの銀次が誰かをマークし、数ヶ月後に現れていつも通り所持金の半分、または1/4奪っていく。駅などで出くわした場合と違ってブロックカードでガードできる。借金状態なら借金を半分にしてくれて、ピッタリ0円ならば年数×1億円をくれる。 参勤交代カード 誰か1人、毎月ムダ使いで金が減っていく。誰かしらが目的地に着くまで持続。 とびちりカード 場所はランダムで4つのうんちを降らせる。前作にあった「やけくそカード」の強力バージョン。 わからずやカード 目的地を勝手にランダムで変える。 ダイヤモンドカード 使えないが高額で売れる。売値は毎月変動する。 カメレオンカード 使うと何らかのカードの効果が発動するが実際使うまでわからない。「ぱろぷんてカード」との違いは、実在カードの何かの効果であること。 偽造カード 確率依存で様々なカードに作りかえられる(偽造することができる)。リニアカードも可能だがその成功率は10%と低い。 天運カード 他の誰かと金を賭けてサイコロ3本勝負をする。大きい出目を出した方が勝ちというシンプルなルール。掛け金は99億9990万まで賭けられる。自身が1億円以上持っていないと使えない。 リストラカード 使うと自分の物件を1つ処分しなければならない。売ったり捨てたりができないので基本的には使うしかない(*4)。 + 仕様変更されたカード 名称 本作での効果 IIでの効果 リニアカード 30マス固定で進める。 進行サイコロを5つ振れる。 乗っ取りカード 確率依存で誰かが持っている物件を奪うのは変わらないが、2倍の金額が必要になった(*5)。成功した場合は、その金は元の持ち主に入る。桃太郎ランドも金さえあれば可能に。 成功すれば(確率依存)誰かが買っている物件をタダで奪うことができる(桃太郎ランドは対象外)。 イトーヨーカード 根本的な効果は変わらないが「安い方からまとめ買い」が強制で自由に買えない。 物件を買う時に25%引きの値段で買える。 おまもりカード 貧乏神の最もスタンダードなイタズラ「物件を売る」が発生すると阻止してくれる。前作では100%使い捨てだったが、今作では効果発動時に3/4の確率で消滅せず残る。似たような新イタズラ「増資物件のランクダウン」には無効。 貧乏神の物件売りを1回だけ防ぐ。 なすりつけカード 自分の借金を誰かにそのままなすりつける効果は変わらないが失敗時のペナルティが「1回休み」になった。 借金状態のときの使える。自分の借金を誰かにそのままなすりつける(肩代わりさせる)。失敗すると借金が倍増する。 もうかりまっカード 根本的には変わらないが、確率依存で失敗するようになった(その場合使った本人が浪速のあきんどに足代を払うことになる)。 他の誰かが持っている物件を格安で買える。 あまのじゃくカード 根本的な効果は変わらないが、憑りつかれている間はカードが使えなくなった。 サイコロが1か2しか出なくなる。 おひるねカード 根本的な効果は変わらないが、キングボンビーにのみ通用しなくなった。 その場で自分が4~6ヶ月寝る。自損行為に思えるがその間は貧乏神に悪さをされないという利点がある。 モモトラマンカード ドジラがいよいよ街を襲おうとする時に効果が発動する。使用するか否かは任意で選択可能。確率で勝敗が変動し、負けるとカードが消滅する。 ドジラ出現時に誰かが持っていれば自動的に消費され、撃退して事なきを得られる(必勝)。複数人が持っていた場合、誰のカードが使われるかはランダム。 + 廃止されたカード 名称 IIでの効果 理由 なきおとしカード ローン支払いを6ヶ月停止する。 ローンをまとめて帳消しにする「ふみたおしカード」の登場でほとんど意味を成さなくなった。 やけくそカード ランダムで1つうんちを落とす。 ランダムで4つうんちを落とす「とびちりカード」が登場した。SFC版・GB版のみ登場したカード。 ぶっとばしカード 自分以外の誰か1人をヘリでぶっとばせる。 自分も含めて全員に有効な「みなぶっとびカード」が登場。 その他 物件の多数ある特別な駅が大幅に増加。 例えばハワイや沖縄は前作普通に5件だったが、8件に増えている。 物件名に漢字表記が使われるようになった。 所有できる物件の上限がなくなった。 これにより全国物件独り占めもできるようになった。 増資時の収益率アップが2通りに。 安い物件は旧来通り5%(50%→55%→60%)、高額な物件は2%になった(10%→12%→14%)。 メカボンビーの登場。 前作でカード売り場だった駅が一部、メカボンビーの工場になっており、1億円単位の積み立て方式でメカボンビーを購入できる。4機までストックが可能。 キングボンビーが出現すると、メカボンビーを持っている場合それを出撃させて戦わせることができる。勝つ確率は1/2。勝てばキングボンビーは普通の貧乏神に戻り、負けた場合メカボンビーは1/2の確率で廃棄処分になる。 前作から続投の「おもちゃ工場」(静岡)の新製品開発で大成功した場合メカボンビー(のプラモか超合金あたりか)が発売される。 キングボンビーのパワーアップ。 本作からハワイか沖縄に強制的に連れて行かれるという悪行が加わった(ハワイが目的地の場合は強制的に沖縄に飛ばされる。) 強力な妨害技のラインナップはほぼ前作通りだが、年月が進むごとにその度合いを更に増していくようになった。 「サイコロを10個振ってお金を捨てる」は今までは出目1あたりの金額が増えるだけだったが、年を重ねるとサイコロを振る回数も「1回or2回」「2回or3回」になる。 「サイコロを2個振って物件を処分」が、32年目からは3個になり、64年目からは4個にまで増える。さらに、前作ではサイコロ2個にしても独占都市にしても「物件を売る」(現金としていくらか還元される)だったが、今作では捨てる形になり、1円の金にもならなくなったため、本当に容赦が無い。 パワーアップとはちょっと違うが、前作では「貧乏神は伝説の貧乏神キングボンビーに変身しようとしているのでは!?」が出ることでキングボンビーになる先バレがあったが、本作ではミニボンビーになる場合でもこれが出るのでギリギリまでわからなくなり出現時のインパクトが強くなった(3年目までは絶対にキングボンビーにはならないがメッセージではこれが必ず出る)。 キングボンビーが攻撃に入る前にお金を捨てるなら青いボンビーム、物件を捨てるなら赤いボンビーム、カードを捨てるならサイクロンといったアクション演出が挿入されるようになった。 ノーマルの貧乏神もパワーアップ。 「勝手にカードを買ってくる」というイタズラは前作でもあったが、本作では2倍の値段で買ってくるようになった。 新しいイタズラが増えた。 「増資物件の格下げ」…貧乏神が仕事を手伝いに来た結果業績がみるみる悪化して増資したランクが1つ下がってしまう(増資した物件のみが対象)。 「爆弾」…爆弾をどこかから見つけてきて、しばらく抱えて数ヶ月後に爆発。爆発すると3画面分飛ばされてしまう(海路から陸路、陸路から海路に飛ばされることもある)。画面内に他のプレイヤーがいると巻き添えになる。ある意味、時限式+自分をも巻き込むオナラ。これを持った状態でミニボンビーやキングボンビーに変身した場合でも無効にはならず元に戻ればまた持っている。 「友達と言ってデビル系を連れてくる」…リトル~キングまでのデビルをランダムで1匹入れてくる。カードのそれと同じ扱いで、当然カード欄を1つ埋められてしまう。 「海外支社を勝手に作る」…ペルリン(ベルリン)ポンコン(香港)など、勝手に海外支社を作るが何の収益にもならない。 「贅沢な買物をする」…年数が長期化すると発生。社長を気取って何十億クラスの買い物をする。 目的地のハワイが更に優遇された ハワイは到着時の賞金が2倍とはいえ、サイパンやグアムといったついでの買い物も大したうま味のないものばかりで行く価値が薄かったため優遇が更に強化された。 まず副賞として新登場の「ダイヤモンドカード」が付いてくるようになった。 物件構成も3000万と安価な上に収益率100%の「免税店」が3件加わったことで序盤では重宝する。更に前作から続投のリゾートホテル20億円の2件も収益率が20%と高額物件の割にはかなり高くなった(前作は普通に5%)。 こうすることで、序盤でも中盤以降でも目指す価値が高くなり「目的地ハワイはガン無視されて進行が滞る」という事態は解消された。 地域データにお遊びが追加。 駅だけでなく、それぞれの地域のマップを調べると隠しメッセージなどが見られる。 旧来から恒例の音楽室や美術室も、これのバリエーションとなった。女湯もこれに含まれる。 キングボンビー出現でマップチップが炎に変わってもポイントさえ合っていれば有効。 年数15年以上にすると「地域王」「高額物件所持ランキング」が表示される。 「地域王」北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州それぞれの地域での物件所有数。 「高額物件所持ランキング」プレイヤー4人が所有する物件で高額なものからランキングされる(1億円以上のもののみ)。 物件の工業、食品の区分が若干変更。 主にラストの3賞に関わる部分で、前作ではなんでも「工場」と名前が付いていれば「工業」に分類されたが、一部の工場は「工業」ではなくなった。 代表的なものは水戸の「納豆工場」(5000万)で「食品」の部類に変更になった。 評価点 前作の難点が解消。 特に物件の上限数がなくなったことは非常に大きく、序盤から買いまくって問題なくなった。 大抵は自分で名前を付けるので特に難点と言うほどでもないが、デフォルトのプレイヤー名が「ももたろ」(桃太郎)「きんたろ」(金太郎)「うらしま」(浦島太郎)ときて唯一浮いていた「ふうじん」(風神)がなくなった。 新イベントの数々。 当時人気のJリーグを模した「Sリーグ」は、システムも「球団物件を買う」ではなく「スポンサード」という形を取ったりするなど、しっかり野球と差別化されている。 単なるサイコロの大小勝負の天運カードも、賭ける金額の幅が広く、序盤から終盤にかけてまで白熱したものになる。 既存だったものも全般的にグレードアップしていて、前作から悪化したようなものは限りなくゼロに近い。 前作の時点でも充分楽しめるものだったが、それが更に新イベントなどが加わって、より楽しめるようになった。 物件の多数ある駅が多くなったことで、一層ゲームでの収益の伸びが速くなった。 これにより高額物件に手を出せるタイミングも早くなり、よりモチベーションを高められる。 F1や選挙など続投のイベント内容に関しても、中身は更に充実したものになっている。 貧乏神やキングボンビーまでパワーアップといったマイナスな要素も、それの対抗策まで充実したことでより面白味が増している。 本堂の収益とは違った形で盛り上がれる「地域王」「高額物件ランク」。 ローカルルールで、これの数を競ったりするといった楽しみ方もでき、盛り上がれる幅を広げている。 地域データのお遊びも、ちょっとした気分転換になる。 1つだけポツンと違ったマップチップがあったりして、それを調べたりすると思わぬアクションがあったりするのはゲーム本編とは違った面白味がある。 更に地域色が濃くなった物件の数々。 前作になかったラーメン記念館(横浜)なども加わって、より地域の特徴がわかるようになった。 対人戦ではバランスブレイカー同士の戦いになるような要素は少なくなった。 問題点 物件の中には不利な仕様変更を受けてその価値が相対的に低下したものもある。 東京「貸しビル」の基本収益率が40%から20%に半減。 本作でも修繕費5000万がランダム発生するイベントはそのままなので、少々割が合わないものになった。増資でカバーしようにも元々高額なので序盤では難しい。 水戸の納豆工場などが「工業」から「食品」に変更されたことで、5年程度の短期年数のゲームでは「工業王」の空位が出やすくなった。 資産増加のスピードが増したとはいえ10億20億は難しく、本作の工業部門は総じて高額で比較的安価なのは収益マイナスな鉱山ぐらいしかない。 一応プラス面として仙台の無所属物件「たんす屋」が「たんす工場」と工業物件に変更され、5000万と安価なので、短期間でも手が出やすい。 20億円と高額な札幌のビール工場まで食品部門へ変更されている。高額で低収益物件なので存在価値は「数少ない工業物件」ぐらいしかなかったこともあって、それを失って何の価値もないものになった。10億円のはっか工場(網走)も同様。 「○進めるカード」の利用価値が激減。 「○進めるカード」がカード売り場で買えなくなったせいで入手方法が偶然に頼るしかなくなり、仕様機会に恵まれない限りカード欄を圧迫するだけになってしまう。 偶然手に入るだけなら上位互換の新登場カード「スペシャルカード」がある。 「○進めるカード」は小さいものほど高額で最安値の「5進める」「6進める」でも4000万とそこそこ高値で売れるため、単なる金策カードになりがち。 選挙における「おざわあ」の過剰な能力値設定。 彼ひとりだけカリスマ(体力)・政党(攻撃力)・演説(守備力)が各50にポスター(素早さ)0でトータルで150ポイントも使っている。 彼が出てくるとプレイヤーを含めた他の3人で袋叩きにする展開にならないとまず勝ち目はない。 一部が多少多く持つぐらいは許容できるにしても、さすがにこれはバランスブレイカーがすぎる。 一応選挙イベント自体が元々相当余裕がある時しか発生しないので負けても致命的な事態になりにくいのが幸い。 SリーグのPK戦で時間が相当長くかかることも。 PKのサドンデス方式のため片方が決めて、片方が外すまで続くため1ゲームあたり決着する可能性は44.4444……%と半分以下なので決着がなかなかつかずかなりモタついた5ゲームを超える展開になることもしばしば。 2.3ゲームぐらいなら盛り上がりになるが、5.6ゲームともなると交代動作など繋ぎのアクションも繰り返されさすがにダレる。 ゲームとして問題にはならないが、試合をしているのは選手なのにアナウンサーを台詞からして社長自身がいつのまにかPKをやっているのもヘン。 総評 前作の時点で元々多人数で楽しめるパーティボードゲームとして完成されていたゲーム性が難点をしっかり解消し更に全体的なグレードアップを果たした完全上位互換バージョンと言い切っていい出来。 このようなゲームの続編にありがちな「行き過ぎなグレードアップで、ややこしすぎるシステム」になるようなこともなく前作を飛ばして本作から入っても存分に楽しめるバランスが維持されている点も評価できる。 余談 地域データのお遊びで、北海道のやや右上(東北東)に国後島が見え、そこにある牛舎に合わせてAを押すと「あなた ここはまだ日本じゃないですよ!早く日本に戻ってくださいな!」という隠しメッセージが出る。 諸外国の見解はともかくとして、日本国政府が「この島を含む北方四島は、あくまでも日本の領土(*6)」と今もなお主張を続けている現状で、子供たちが触れるゲーム作品上で「日本ではないと言い切ってしまうのは」教育上まずいだろう。 「まだ日本ではない」は「いつかは日本になる」とも取れるので「早く日本に戻ってください」は「早く日本の領土に戻ってくれ」という暗喩なのかもしれないが……。 本作のF1イベントの勝率は、しゅまは(ミハエル・シューマッハ)>でえもん(デーモン・ヒル)>きれじ(ジャン・アレジ)>はきねん(ミカ・ハッキネン)>うきよ(片山右京)>あーぐり(鈴木亜久里)という順に下がるが、後にワールドチャンピオンを2回獲得することになるハッキネンがずいぶん弱い扱いなのは時代を感じる部分ではある(*7)。 この当時で見るとアレジ以下はいずれも未勝利だがアレジはルーキーイヤーのティレル時代から2位を何度か取っている。ハッキネンは前年に初の3位入賞、この年初めて2位入賞。片山右京と鈴木亜久里が逆転しているのは謎であるが…(*8) 実績の出揃った現在からみれば、シューマッハ>ハッキネン>ヒル>アレジ>鈴木>片山あたりの順列が妥当。 この年はアイルトン・セナがレース中に事故死する悲劇があり、ある意味で彼が伝説となった年でもある。本作でも特別な形で登場し、その勝率も普通にレギュラーで登場した前作の50%(本作の「しゅまは」と同じ)をはるかに上回る84.3%となっており、まさにその世相が出ている。 上記の通り鈴鹿でのみ登場するのだが、この年に彼が事故死したのはサンマリノグランプリのため英田では実際に走ったが(*9)鈴鹿では走っていない。恐らくこれまで彼が残してきた実績からその象徴的な鈴鹿を選んだのだろう。 前作同様、大阪のプロ野球団は「通常の収益はマイナス」+「優勝時の臨時収入が特大」という特徴が引き継がれている。 モデルと思しき阪神タイガースは前作の時点(1991年)では直近の5年で最下位4度、唯一免れた1989年でさえ5位とまさしく最悪の時期だったが、1992年はヤクルト・巨人とギリギリまで優勝争いを繰り広げての2位、1993年・1994年は4位ながらシーズンでの負け越しは少なく勝率で.480前後と上記の時期を思えば低迷を脱しつつあったのだが前作での特徴が引き継がれている。 1995年から再び最下位常連の暗黒期を迎えることになり、今度は2001年までの7シーズンで6度の最下位、唯一免れた1997年も5位と更なる惨状を呈する。まるで「暗黒の長期低迷は脱していなかった」という事実を予見していたかのようだ。 言うまでもなく、そんな頃でも人気はトップクラスでゲームに反して球団そのものの収益面ではとことん潤っており赤字にはまるで無縁だった。
https://w.atwiki.jp/momohappy/pages/16.html
桃太郎電鉄HAPPYの攻略情報を載せていきたいと思います。編集は桃太郎電鉄DX攻略@wikiをご参考ください 更新履歴 取得中です。 合計: - 今日: - 昨日: - なんか調子が悪く最後に編集したページがトップページになってしまいます。トップページへは左のメニューから飛んでください (2011-07-31 14 10 52) 選挙の候補者でDXとHAPPYを比較すると、HAPPYでは「おざわあ」「あおちん」はそのまま、「とのさま」が「ぽまーど」(モデル橋下竜太郎)、「のっくー」が「かまもも」(モデル不明)、「こおのー」が「のっくー」、「かいぷー」が「かじやん」(モデル梶山静六)になっています。「まきこー」「まゆげえ」は何になったのでしょうか? (2011-12-23 15 31 26) メニュー (2012-02-12 18 55 01) イベント編集者募集(笑 大部分はDXから流用できると思います (2012-03-30 19 00 19) 倹約令カードにカード封印効果はないような? -- 名無しさん (2019-07-06 12 33 52) 大河ドラマの発生条件は対象物件5件以上購入+αがありそう -- 名無しさん (2020-03-11 18 20 11) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/7070.html
今日 - 合計 - 桃太郎電劇2の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 16時28分44秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して